ルクレツィア

Artemisia Gentileschi / Massimo Stanzione · PD

ルクレツィア


作品情報

制作年
1643
技法
油彩
種類
絵画
寸法
206 × 182 cm

ストーリー

ルクレティアはローマの貴婦人で、最後のローマ王の息子に凌辱されたのち、みずから命を絶った。続いて起きた反乱は王たちを追放し、ローマ共和政を生んだ。この大きな画布は、その最後の一瞬をとらえている。短剣はすでに自分へと向けられ、人物は深い影のなかから硬い光で照らし出される。カラヴァッジョ風の手法だ。制作は1640年代初めのナポリ。当時アルテミジア・ジェンティレスキはこの地に腰を据え、地元の巨匠マッシモ・スタンツィオーネのそばで仕事をし、その暖かな金色と重い衣の描き方を取り入れていた。まさにこの近さが、いまでは謎になっている。作品は長らくアルテミジアの手とされてきたが、一部の研究者と美術館自身はスタンツィオーネに傾いており、現在は二人の名で登録されている。ここでは二人の筆があまりにも接近し、もはや切り分けられない。

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