ロレアル夫人とその息子

Didier Descouens · PD

ロレアル夫人とその息子


作品情報

制作年
1821
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
25 × 32 cm

ストーリー

1809年、ナポレオンはローマを帝国に併合し、フランス人官僚を送り込みました。その一人が帝国裁判所の主任書記官で、1782年生まれの妻アデル・ド・ロレアルは、ローマ在住のフランス人芸術家が集まるサロンを開いていました。アングルもその常連です。彼を従妹のマドレーヌ・シャペルに引き合わせたのも彼女でした。ゲレ出身の帽子職人だったシャペルとアングルは、1813年12月に結婚します。画面は25×32センチと小さく、美術館は注文肖像ではなく習作として扱っています。作品記録は、画中に記された1840年という年記がモデルの年齢と合わないことを指摘し、制作を1821年以前、画家のローマ時代に置いています。同じ記録は、この二つの頭部が後に《ホメロスの神格化》の人物像に転用されたらしいとも述べています。1827年にルーヴルの天井画として描かれた作品です。絵がモントーバンに届いたのは1867年、アングルが故郷に遺した遺贈によってでした。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。