謙譲の聖母

Fra Angelico · PD

謙譲の聖母


作品情報

アーティスト
フラ・アンジェリコ
制作年
1440
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
74 × 52 cm

ストーリー

1440年ごろ、フラ・アンジェリコはフィレンツェのサン・マルコ修道院にいた。コジモ・デ・メディチが費用を出して建て直している最中の建物で、彼はその僧房の壁を一部屋ずつ描いていた。この板絵も同じ頃の仕事で、高さは74センチしかない。

「謙譲の聖母」と呼ばれる図像で、マリアは玉座ではなく、床に置いたクッションの上に腰を下ろしている。右手には白百合、左腕は膝の上に立つ幼子の脚を支えている。背景は金箔のままで、床も奥行きもない。ドミニコ会の修道士だった彼はフィレンツェの画家組合の規則の外にいて、その分だけ自分の描き方を通せた。オランダ絵画で埋まったアムステルダムの美術館にこの板が入ったのは1923年、レンブラント協会の支援を受けた寄贈だった。

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