
聖母子
作品情報
ストーリー
パルミジャニーノがこの小さな聖母子を描いたのは1525年ごろ、名を上げようとローマに着いたばかりの時期である。祭壇のためではなく、寝室や書斎で手に取って祈るための、私的な信心のための作品だ。同じ構図のより大きな版はローマのドーリア・パンフィーリ美術館にあり、その形から、かつては小さな降誕図と組み合わさり、持ち主が開いたり閉じたりできる二連の折り畳み画をなしていたことが分かる。ウフィツィのこの板絵は、その図案をパルミジャニーノ自身が小さく描き直した縮小版である。

パルミジャニーノがこの小さな聖母子を描いたのは1525年ごろ、名を上げようとローマに着いたばかりの時期である。祭壇のためではなく、寝室や書斎で手に取って祈るための、私的な信心のための作品だ。同じ構図のより大きな版はローマのドーリア・パンフィーリ美術館にあり、その形から、かつては小さな降誕図と組み合わさり、持ち主が開いたり閉じたりできる二連の折り畳み画をなしていたことが分かる。ウフィツィのこの板絵は、その図案をパルミジャニーノ自身が小さく描き直した縮小版である。