
Peter Paul Rubens · PD
メレアグロスとアタランテ
作品情報
ストーリー
感謝の供物を怠られた狩りの女神アルテミスは、罰として凶暴な猪をカリュドンの地に放った。狩りの名手アタランテが矢で手傷を負わせ、とどめを刺したのはメレアグロスだった。ここでは彼がクピドに助けられながら、獲物の首を戦利品として彼女に差し出している。ルーベンスがこの絵を描いたのは1635年ごろ、晩年のことである。美術館によれば、メレアグロスの背後には復讐の女神エリニュスがいて、これから起こる災いを告げている。獲物が女に渡ることに叔父たちが反対し、メレアグロスは彼らを殺す。やがて彼自身も、実の母の手で死に追いやられる。このカンヴァスはかつて左側に細長い布を継ぎ足して幅を広げていた。その部分はのちに取り外され、今は別の作品として収蔵庫に保管されている。




