
Johannes Vermeer · PD
女主人と召使い
作品情報
ストーリー
婦人と召使、1666年ごろ。フェルメールが故郷デルフトで描いた、手紙をめぐる室内画だ。黄色い毛皮縁の上着を着た婦人が机につき、召使が差し出した手紙を受け取ろうとして、はっと手を止める。誰からの、どんな知らせなのか。二人の視線と間の取り方だけで、静かな緊張が伝わる。背景は暗く塗られたまま細部が描き込まれておらず、未完のまま残された可能性がある。真珠の耳飾りや、光を受けるインク壺の輝きに、この画家ならではの観察がある。今はニューヨークのフリック・コレクションにある。




