夜

夜


作品情報

制作年
1852
技法
油彩・カンヴァス
寸法
76.5 × 46 cm

ストーリー

この人物像は、寝室の天井のために構想されたものである。夜は、上半身をあらわにして空を漂う若い女性として描かれ、重い濃紺のヴェールが背後で大きくふくらんでいる。高く上げた手で、古くから眠りと結びつけられてきた赤いケシの花をまき散らし、もう一方の手には小さな炎のともる松明を持つ。上の隅には細い月がいくつかの星のあいだに浮かび、下のほう、地平線の近くでは、空がすでに夜明けへと白みはじめ、低いばら色の雲がたなびいている。オルセー美術館はこの作品の制作年を、1850年から1855年のあいだと大まかにしか示せない。フランスの国立美術館は1984年、ある画廊からこれを購入した。

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