
Paul Signac · PD
ノートルダム・ド・ラ・ガルド(善き母)、マルセイユ
作品情報
ストーリー
1904年の夏、シニャックは南仏サン=トロペで画家アンリ=エドモン・クロスや若いマティスと制作をともにし、色づかいが一段と大胆になりました。翌1905年の暮れにマルセイユを訪れ、アトリエに戻ってから港の絵を二点描いています。その一点がこの作品で、船乗りたちが「ボンヌ・メール」、つまり「良き母」と呼ぶノートルダム・ド・ラ・ギャルド寺院の丘を望んでいます。署名の年は1905年ですが、実際に描いたのは1906年の初めと見られています。色は混ぜずに、小さな四角い筆触としてモザイクのかけらのように並べられています。友人スーラの点描を、シニャックなりに組み替えたやり方です。1906年3月、この絵はパリのアンデパンダン展に並びました。




