悔悛する聖ペテロ

Jusepe de Ribera · PD

悔悛する聖ペテロ


作品情報

制作年
1630
技法
油彩
種類
絵画
寸法
126.5 × 97 cm

ストーリー

リベーラは1616年にナポリに移り、そこで生涯を終えた。当時のナポリはスペイン領で、マドリードから送られてくる副王が治める、ヨーロッパでも指折りの人口を抱えた街だった。彼は署名にいつも「エスパニョール」、スペイン人、と書き添えている。この画布にも、フセペ・デ・リベーラ、スペイン人、と入っている。

描かれているのは、鶏が鳴く前にキリストを三度知らないと言ったペテロが、そのあとで泣いた場面である。トリエント公会議のあとのカトリック圏では、悔い改めは繰り返し注文された主題だった。暗がりの中で、仰いだ顔と差し出した両手にだけ光が落ちている。1630年ごろの作で、長くイギリスの個人の家にあり、シカゴの美術館がこれを買い取ったのは1992年のことだった。

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