若い芸術家の肖像

若い芸術家の肖像


作品情報

制作年
1769
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
81.5 × 65 cm

ストーリー

長いあいだ、この若者はネジョンと呼ばれていました。19世紀にこの絵を所有していた一家の名です。現在ルーヴル美術館は、彼をシャルル=ポール=ジェローム・ブレアだとしています。パリで活動したミニアチュール画家、パステル画家、版画家で、絵の売買も手がけた人物です。手がかりは書類の中にありました。この絵は1820年のブレアの死後に作られた財産目録に載っており、ブレアは自分の絵を画家ジャン=クロード・ネジョンに遺贈していたのです。こうして、間違った名前がこの顔に結びつきました。

フラゴナールは1769年ごろ、彼を「幻想の人物像」の一枚として描きました。この頃に手がけた、仮装した友人や知人の半身像の連作です。画面下の中央には、短くFragoと署名があります。

同じブレアはスウェーデンのミニアチュール画家ペーテル・アドルフ・ハルのモデルにもなりました。ハルの最初のエマイユ作品である1771年のブレアの肖像も、ルーヴルにあります。

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