
Diego Velázquez · PD
フアン・デ・コルドバの肖像
作品情報
ストーリー
1650年、ベラスケスはフェリペ4世の命でローマに滞在し、スペイン宮廷のために絵画や彫刻を買い集めていた。同じ数か月のうちに、彼は教皇インノケンティウス10世の肖像と、助手フアン・デ・パレーハの頭部を描いている。この人物も同じ交友の輪に属する。フアン・デ・コルドバはローマにおけるスペイン王室の代理人で、1649年から1651年にかけての二度目のローマ滞在のあいだ、画家の右腕として手配や発送を引き受けた。美術館は、ベラスケスがこの信頼する友への贈り物として描いたのだろうと見ており、のびやかな筆づかいもそれを裏づける。衣服はほとんど下描きのままで、関心はひたすら顔と、こちらに向けられたまなざしに注がれている。




