
アルミーダの庭のリナルド
作品情報
ストーリー
1761年、パリのオペラ座はリュリとその台本作者キノーが75年前に書いたオペラ《アルミード》を再演し、1764年にもまた上演した。物語の出典は、第1回十字軍を歌ったトルクァート・タッソの叙事詩《エルサレム解放》である。魔女アルミーダは十字軍の騎士リナルドを魔法の庭へ連れ去り、戦争を忘れさせる。ルーヴルはフラゴナールのこの絵を1761年から1765年頃とし、まさに再演の年に重なることから、研究者は両者を結びつけている。
幅1メートルに満たない小さなカンヴァスで、画面のほとんどを庭が占める。人物たちは周りの木々や葉の茂みに溶け込むように描かれ、庭全体がアルミーダの魔法で呼び出されたものに見える。この絵はヴェイユ=ピカール・コレクションから、美術品による納税「ダシオン」によってルーヴルに入った。




