
Jusepe de Ribera · PD
聖ペトロ
作品情報
ストーリー
右手の鍵が、この人物をペトロにしている。あわせて持つ本はこの聖人には比較的珍しく、顔立ちも類型ではない。プラドは、リベーラが特徴の強い実在のモデルを使って描いたと記し、その選択こそが聖性を信じさせるのだと読む。制作は1632年頃とされる。その後の歳月はマドリードで過ぎた。旧王宮の焼失後に建てられた新しい王宮のなかで、財産目録はこの絵を何度も動かしている。1747年には内部の三角形の部屋、1772年には王室礼拝堂の祭具室、1794年には王女付きの女官たちの控えの間、1814年から1818年にはただ控えの間とある。古い記載は寸法をスペインのフィートで示し、高さ約四フィート七インチ、幅約三フィート七インチとする。




