聖ウィルゲフォルティスの三連祭壇画

聖ウィルゲフォルティスの三連祭壇画


作品情報

アーティスト
ヒエロニムス・ボス
制作年
1500
技法
油彩、オーク板
種類
絵画
寸法
104 × 119 cm

ストーリー

十字架にかけられているのは、王冠をいただいた若い女性です。長いあいだ、異教の神々を拝むことを拒んで磔にされたコルシカの聖ユリアだと考えられてきました。ところが近年ヴェネツィアで行われた修復で、その顔にうっすらと産毛が描かれていることがわかり、アカデミア美術館はいまでは聖ウィルゲフォルティスと見なしています。フランドルで崇敬された聖女で、イタリアではリベラータの名で知られます。伝説では、異教徒の父が彼女を異国の王に嫁がせようとしました。彼女が誰にも望まれない姿にしてほしいと祈ると、顔にひげが生え、怒った父は娘を十字架にかけたといいます。十字架の下には物語の登場人物が集まり、豪華な衣装のまま仰向けに倒れ込んだ若者は、拒まれた婚約者と解釈されています。中央パネルの左下には「Jheronimus bosch」という署名が残っています。

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