
Artemisia Gentileschi · PD
アレクサンドリアの聖カタリナに扮した自画像
作品情報
ストーリー
1616年、アルテミジア・ジェンティレスキはフィレンツェの美術アカデミー、アカデミア・デル・ディセーニョに女性として初めて迎え入れられた。二十歳を少し過ぎたころで、彼女はローマを離れ、フィレンツェで人生をやり直していた。その時期に描いたのが、自らを重ねたアレクサンドリアの聖カタリナである。皇帝に逆らった学識ある女性で、刃のついた車輪で処刑されるはずだったが、車輪は彼女を殺す前に砕けた。ジェンティレスキは聖女に自分の顔を与え、その手を砕けた車輪の破片に置いた。この絵は近年まで知られていなかった。ロンドンのナショナル・ギャラリーが2018年に購入し、同館の17世紀イタリア絵画で初めての女性の自画像となった。




