エンディミオン・ポーター卿と自画像

Anthony van Dyck · PD

エンディミオン・ポーター卿と自画像


作品情報

制作年
1635
技法
油彩
種類
絵画
寸法
119 × 144 cm

ストーリー

1630年代の半ばには、アンソニー・ヴァン・ダイクはイングランドで最も引く手あまたの画家となり、ナイトに叙され、国王チャールズ一世の首席宮廷画家に任じられていた。この二人肖像は、彼を友人のエンディミオン・ポーターと並べて描く。ポーターは、名高い王室コレクションのためにヨーロッパ各地で絵を買い集めた廷臣である。二人は間近に立ち、あいだには裸の岩がひとつ。ポーターは厚手の暗い布地をまとい、ヴァン・ダイクは光を返す絹を着て、片手を胸元に添えている。これはある意味で、自分がここまで上りつめたという宣言でもある。アントウェルペンの商人の子で、フランドル出身の画家が、イングランド宮廷の紳士と対等に描かれているのだから。十年とたたぬうちに、二人それぞれの世界は砕けた。ヴァン・ダイクは1641年に世を去り、続く内戦はチャールズのコレクションを散り散りにし、それを築くのに力を貸した多くの者を、ポーターも含めて没落させた。

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