聖ゲオルギオス — 聖ゲロンティオスと聖ポリクロニア(両面イコン)

聖ゲオルギオス — 聖ゲロンティオスと聖ポリクロニア(両面イコン)


作品情報

アーティスト
作者不詳
制作年
1290
技法
板にテンペラ

ストーリー

この板は両面に描かれています。運ばれるために作られたからです。これに似たイコン、黒海沿岸の町ネセバルやソゾポルから来たものは、竿に取り付けられて行列で担ぎ出されたので、両面がともに語らねばなりませんでした。制作は1290年ごろ、オスマンの支配が閉ざされる前、ブルガリアが独立を保った最後の時期にあたり、この小さな海辺の町々はまだ教会に富んでいました。一方の面には聖ゲオルギオス、兵士の聖人が描かれます。もう一方には、絵ではめったに出会わない一組、ゲロンティオスとポリクロニアが描かれ、古い伝記では二人は聖ゲオルギオス自身の父と母とされています。ともに担がれることで、聖人とその両親は一つの家族となって祭りの日に町を巡り、まず一方の面から見え、竿が回されると、もう一方の面から見えたのです。

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