日没、エルブレー、作品206

Paul Signac · PD

日没、エルブレー、作品206


作品情報

アーティスト
ポール・シニャック
制作年
1889
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
57.1 × 90 cm

ストーリー

1889年のパリは、5月に開いた万国博覧会と、建ったばかりのエッフェル塔で埋まっていた。その9月、シニャックはセーヌを20キロほど下った先のエルブレーという村にいて、日の沈む川面を描いている。絵の右下には「作品206」と記されている。彼は自分の絵に、作曲家が曲に振るような番号を付けていた。当時親しくしていた理論家シャルル・アンリから、色や線の効果は音と同じように扱えるという考えを受け取っていたからである。ここで使われているのは青と橙、互いをいちばん強く見せる補色の組み合わせで、絵の具は幅のある斑として置かれている。この作品番号を彼が使ったのは1880年代の数年のあいだで、のちの絵からは消えていく。

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