
Jusepe de Ribera · PD
無原罪の御宿り
作品情報
ストーリー
高さは2メートル半を超える。美術館の壁ではなく、修道院の聖堂で下から見上げられることを前提に描かれた画面である。リベーラは1647年の年記を入れた。ナポリで没する五年前のことで、構図そのものは以前から繰り返し用いてきた無原罪の御宿りの型を踏襲している。マドリードではサン・パスクアル修道院にあったが、1836年の修道院解散令で教会財産が国庫に移され、集められた絵画はトリニダー美術館という新しい公立コレクションに入った。その所蔵品が1872年にプラドへ移管され、この絵も加わっている。構図は模写でも広まり、マドリード近郊ボアディージャ・デル・モンテのカルメル会と、リオハのカラオーラにあるサン・アンドレス教会にそれぞれ一点ずつ伝わる。原画は現在、常設展示ではなく収蔵庫に置かれている。




