レースを編む女

Johannes Vermeer · CC-BY-SA-4.0

レースを編む女


作品情報

制作年
1669
技法
油彩、キャンバス
種類
絵画
寸法
24.5 × 21 cm

ストーリー

フェルメールの絵のなかでも、これはとりわけ小さい。手のひらほどの画面に、一人の若い女性が身をかがめ、糸を張ってレースを編むことに没頭している。指先とピンと張られた白い糸に視線が集まり、手前の赤と白の糸束は、まるで焦点の外れた写真のようににじんで描かれている。針仕事の細かさそのものが、絵の主題になっている。20世紀の画家サルバドール・ダリはこの一枚に取り憑かれ、ルーヴルに通って模写を試み、糸の緊張のなかに宇宙的な力を見たと語った。女性の視線は、私たちには見えない一点の手もとだけに注がれている。

こんなアートをどこでも。家でも館内でも。まもなく。