
キリストの降誕
作品情報
ストーリー
コプリーがこの小さな降誕図を描いたのは1776年ごろ、アメリカ植民地が独立を宣言した年のことです。ボストンを離れ、イタリアを巡ったのち、ロンドンに落ち着いたばかりでした。ボストンでは肖像画家でしたが、ロンドンでは最も格の高い分野とされた宗教画や歴史画で名を上げようとしており、この絵はその最初期の試みの一つです。イギリスのいくつかのコレクションを渡るうちに、作者の名前は忘れられました。のちにロンドンのサザビーズに現れたとき、絵はベンジャミン・ウェストの『羊飼いの礼拝』として目録に載っていました。ウェストはペンシルヴェニア生まれの画家で、コプリーより何年も早くロンドンに定住し、まさにこうした主題で地位を築いていた人物です。美術館は1972年にコプリーの作品としてこれを購入しました。その四年後、独立200周年の年に、アメリカ郵政公社はこの絵を13セントのクリスマス切手に選びました。切手は1976年10月27日にボストンで発行され、8億枚以上が印刷されています。




