
茂み
作品情報
ストーリー
ロイスダール自身がこの絵を「茂み」と呼んだことはありません。この題が初めて現れるのは1844年、批評家テオフィル・トレの文章の中です。ちょうどフォンテーヌブローの森で描くバルビゾン派の風景画家たちが名を上げていた時期で、この絵は彼らの世代のお手本になりました。画家シャルル=フランソワ・ドービニーが1855年に版画にし、歴史家ジュール・ミシュレが文章で称え、フィンセント・ファン・ゴッホもルーヴルでこの絵に見入りました。ロイスダールがハールレムでこれを描いたのは1649年か1650年ごろ、まだ20歳そこそこのときです。眺めは砂丘の上からで、砂の道はおそらくブルーメンダールからオーフェルフェーンへ向かうもの。左手の地平線には低くハールレムの町が見えます。大きな木々はオークと思われがちですが、この砂丘に多いハンノキだろうとされています。道を男が犬を連れて登っていきます。




