睡蓮、夕日

Claude Monet · PD

睡蓮、夕日


作品情報

アーティスト
クロード・モネ
制作年
1920
技法
油彩
種類
絵画
寸法
200 × 600 cm

ストーリー

画面の下の方で、黄金色の光が燃え上がっている。けれども太陽そのものは描かれていない。これは池の水面に映った夕陽で、その手前には葦や丈の高い草が、緑と茶の素早い曲線のタッチで描き込まれている。そのかたわらで水は深い紫へと沈み、睡蓮の葉は影の中にある。幅六メートルのパネル一枚だけでできたこの作品は、八つの大装飾のなかで最も小さい。置かれた場所にも意味がある。二つの楕円形の展示室はセーヌ川に沿って東西に延び、モネは一日の光の移ろいに合わせて各場面を配置した。そのため夕暮れの場面は、全体のいちばん西の端にある。展示室が開館した翌年の1928年、画家の親友だったジョルジュ・クレマンソーは《睡蓮》についての本を出した。その中で彼は、この最後のパネルでわたしたちの目をくらませる炎のひらめき、冬の沼の枯れた葦のなかに沈む夕陽について書いている。

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