
急流のほとりの樫の木
作品情報
ストーリー
1611年か1612年ごろ、ハールレムの版画家で出版者のクラース・ヤンスゾーン・フィッセルは、「心地よい場所」と題した12枚の小さなエッチングを出した。描かれたのはハールレム近郊の宿屋や農家、道である。これらは北ネーデルラントの風景を描いた最初期の版画とされ、町はずれのありふれた田園を、絵にする価値のあるものとして扱った。ロイスダールはそのおよそ15年後にハールレムで生まれた。美術館は1670年ごろのこのカンヴァスを、その土地の伝統を受け継ぐものと見ている。美術館によれば構図は理想化され、調和がとれていて、樫の木、森の斜面、勢いよく流れる渓流で組み立てられている。道のあたりに目を落としてほしい。森の斜面のふもと、流れにかかる木の橋の近くで、一家が道ばたに腰を下ろして休んでいる。




