ウルカヌスの鍛冶場のヴィーナス(夏)

ウルカヌスの鍛冶場のヴィーナス(夏)


作品情報

制作年
1617
技法
油彩・カンヴァス
寸法
154 × 154 cm

ストーリー

画面上部の雲から、三日月を髪に飾った貞潔な狩りの女神ディアナが下を見下ろしています。視線の先は鍛冶の神ウルカヌスの仕事場で、そこでは小さなアモルたちが愛の武器をこしらえています。アルバーニの四季の連作のうち、これは夏の場面です。左では火のそばで働く者がいて、二人が大きな砥石を回し、その上を一人が飛びながら金の水差しから水を注いでいます。手前では一人が小箱に身をかがめて弓に弦を張り、右奥では何人かが、木に掛けた盾に描かれたハートを的に矢を射ています。左下には、ひげをたくわえ槌を握るウルカヌスが座り、その前で青い布に身を横たえたヴィーナスが工房を指さしています。1658年、ジョヴァンニ・バッティスタ・ボルゲーゼ公は安全のためにこの四つの円形画を郊外の別荘から市内の邸宅へ移し、別荘には代わりに模写を掛けさせました。

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