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アッシジの聖フランチェスコの幻視
作品情報
ストーリー
天使がガラスの小瓶を掲げ、透きとおった水を見せている。アッシジのフランチェスコはそれを見つめている。この水は、司祭になろうとする者に求められる清らかさを指す。伝えによれば、聖人は自分がそこまで達することはないと考え、叙階を辞退して、生涯助祭のままだった。17世紀のカトリック教会は聖職者の清らかさを強く説いていたから、この主題は都合がよく、繰り返し描かれた。リベーラは謙遜のしるしを周囲に並べる。見つめられている髑髏、石の上に置かれた鞭、粗い毛織りの修道服である。制作は1636年から1638年、円熟期のことで、人物は褐色の薄闇から鋭い光を受けて現れる。1747年、この絵はマドリードのブエン・レティーロ宮にあり、大司教館から運ばれた絵画のなかに記録されている。




