ボスポラス海峡の月夜

Ivan Aivazovsky · PD

ボスポラス海峡の月夜


作品情報

制作年
1894
技法
oil paint
種類
絵画
寸法
48 × 75 cm

ストーリー

アイヴァゾフスキーが長い生涯に描いた約6000点のうち、200点あまりが一つの都市を描いている。彼がコンスタンティノープルと呼び、いまはイスタンブールと呼ばれるオスマン帝国の都である。ロシアの外では、ここがいちばん好きな土地だと彼は語っていた。この一枚は1894年の作で、月明かりのボスポラス海峡沿いに視線が伸び、岸にはオルタキョイ・モスクのドームと尖塔が立ち上がる。画面全体の効果は、数十年かけて磨き上げた一つの技だけで成り立っている。月の光を薄い透明な絵具の層で重ね、光が絵具の上に乗るのではなく、その内側を通り抜けてくるように見せるのだ。小舟と人でにぎわう波止場が、水面のその輝きを背に黒く浮かび上がる。

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