
水の寓意
作品情報
ストーリー
パリのルーヴル美術館には、長く《水》と呼ばれてきたアルバーニの画布があり、いまその解説はこの題名が誤りだと記している。こちらが本物の「水」で、アルバーニが1625年から1628年ごろにサヴォイア家の枢機卿マウリツィオのために描いた、四大元素の円形画の一枚である。
「水」は海の凱旋図だ。海のニンフ、ガラテアがイルカの引く貝殻に乗り、ネレイスたち、トリトンたち、河の神々、キューピッドたちに囲まれている。左手の岸辺では、ネレイスとキューピッドが海の恵みである真珠と珊瑚で遊んでいる。サバウダ美術館が見学案内で四枚のうち一枚だけを取り上げるとき、選ぶのはこの絵である。




