
アトラス
作品情報
ストーリー
アトラスという呼び名は、罰として天空を支え続ける巨人アトラスにちなむ。曲げた腕が頭上の荒削りの塊を支えているように見え、頭部はまだその中に埋もれたままだ。脇腹に沿って、もとの石材の平らで角ばった面が今も残っている。教皇ユリウス2世の墓廟のための囚人像として彫られたが、墓に据えられることはなかった。1585年、ミケランジェロの死から約20年後、メディチ家はこれを含む四体を、ボーボリ庭園の人工洞窟グロッタ・グランデの四隅に据えた。建築家ベルナルド・ブオンタレンティがフランチェスコ1世大公のために築いていた洞窟で、漆喰の鍾乳石の間では、彫りかけの大理石がほとんど天然の岩のように見えた。四体は1909年までそこにあり、今は複製が置かれている。





