草原に座る少年

Georges Seurat · PD

草原に座る少年


作品情報

アーティスト
ジョルジュ・スーラ
制作年
1882
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
63.5 × 79.6 cm

ストーリー

少年はうつむいたまま、何も見ていません。日差しを浴びた黄緑色の草地のなかで、その姿だけが暗く、重たく沈んでいます。左上の遠く、牧草地の端では赤茶色の牛が草を食んでいます。グラスゴーの学芸員は、この少年も牛の番をしているのではないかと考えています。手がかりは、同じグラスゴーの美術館が所蔵するもう一枚の絵です。ジュール・バスティアン=ルパージュが1881年に描いたもので、冬枯れの斜面でひとり牛を見張る少女が描かれています。1880年代初めのパリで、バスティアン=ルパージュは農村を描く画家として最も話題を集めた一人で、広い畑にぽつんと立つ農民を写真のように細密に描きました。20代前半のスーラは、人物を孤立させる置き方や画面の気分をそこから学んだと見られています。この作品は1950年、スコットランドの収集家デイヴィッド・カーギルの遺産管理人からグラスゴーに寄贈されました。

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