十字架上のキリストと聖母マリア、諸聖人

Ad Meskens · PD

十字架上のキリストと聖母マリア、諸聖人


作品情報

制作年
1630
技法
油彩
種類
絵画

ストーリー

十字架の足もとに跪いている修道士はアッシジの聖フランチェスコで、身につけているのはカプチン会の修道士たち自身が着ていた茶色の修道服である。この絵が彼らのために描かれたからだ。1629年11月29日、デンデルモンデのカプチン会士が新しい修道院聖堂を献堂したとき、ヘント司教アントニウス・トリーストが主祭壇のためにこのヴァン・ダイクのカルヴァリオを贈った。高さは四メートル近い。修道士たちは165年のあいだこれを守った。1794年、フランス軍が多くのフランドルの祭壇画とともにこれをパリへ運び去る。ナポレオンのもとで1802年にはブリュッセルに新設された美術館へ、その後ヘントのアカデミーへと移り、1816年にようやくデンデルモンデへ戻った。カプチン会の手には戻らなかった。署名も年記もないまま、以来この町の聖母教会に掛けられ、2024年にはふたたび修復に出されている。

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