デッラ・スカーラ家の受胎告知

デッラ・スカーラ家の受胎告知


作品情報

制作年
1528
技法
油彩
寸法
96 × 189 cm

ストーリー

この絵はリグーリア海岸の町サルツァーナへ送られるはずのもので、結局送られませんでした。1528年ごろ、アンドレアはサン・ドメニコ聖堂の祭壇画の頂部を飾る板として描いています。大きな祭壇画のほうは現地に届きました。この板はフィレンツェに残り、預かり手だったジュリアーノ・デッラ・スカーラの名で呼ばれています。国の文化財目録はいまも「サルツァーナの受胎告知」として登録していて、絵が一度も見なかった町の名が残っているわけです。横に長い変わった形も、その事情から来ています。もとは半円形のリュネットで、両脇に垂れ幕を描き足して長方形に整えられました。アンドレア自身の仕事とする伝統的な見方に対して、もっと後の手、おそらく1584年のローマでの加筆とする説もあります。サルツァーナの祭壇画そのものは現存しません。ベルリンに渡り、1945年の高射砲塔の火災で焼けました。

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