
洗礼者聖ヨハネの遺骸の伝説
作品情報
ストーリー
これは生き残った翼の外側の面で、祭壇が閉じられているときに会衆が目にしていた側である。描かれているのは、祭壇画を注文した騎士団の守護聖人、洗礼者ヨハネの遺骸がたどった運命だ。奥では、ヘロデのもとで斬首されたヨハネの首と胴体が別々に葬られている。手前では、362年に背教者ユリアヌス帝の命令で墓が暴かれ、骨が焼かれている。中央では、火から救い出された遺骸が13世紀に再び見いだされる。
ヘールトヘンはこの最後の場面を自分の時代に置いた。黒い修道服姿で一列に並ぶ男たちは、ハールレムの聖ヨハネ騎士団の会員で、祭壇の費用を出した騎士団の実在の人物の肖像である。ウィーン美術史美術館は、これを美術史上最古の集団肖像画としている。




