男性の肖像

Anthony van Dyck · PD

男性の肖像


作品情報

制作年
1620
技法
油彩
種類
絵画
寸法
75.5 × 58.3 cm

ストーリー

この男が誰なのかは、今も決まっていない。長いあいだ画家パウル・デ・フォスの肖像と考えられてきた。ところがミュンスター市立博物館には、この絵をもとにしたデッサンがあり、その裏には別の画家ヤン・ボックホルストの名が記されている。さらに、ルーベンスのもとで働いたハールレムの画家で版画家のピーテル・サウトマンの肖像とも呼ばれてきた。美術館は、どの説にも共通する問題を指摘している。画面は18世紀に切り詰められたもので、もとは男が剣を手にしていた。剣は貴族の身分を示すものだが、これらの画家はいずれも貴族ではなかった。ヴァン・ダイクがイタリアへ旅立つ前、1620年から1621年ごろに描いた作品で、レオポルト・ヴィルヘルム大公のコレクションに由来する。

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