若い男の肖像

若い男の肖像


作品情報

制作年
1517
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
72.4 × 57.2 cm

ストーリー

1517年から1518年にかけて、アンドレア・デル・サルトはフィレンツェのペーリ家のために祭壇画《三位一体をめぐる論争》を描いていました。そこに登場する聖人の一人、殉教者聖ペトルスの顔は、この青年とほとんど同じです。いちばん有力な候補は文具商のロレンツォ・ディ・マッテオ・ペーリで、画家はこの時期に彼を二度描いたと考えられています。以前の説は成り立ちませんでした。1862年に美術館が購入したときは自画像とされ、石の塊を持つ彫刻家だと見る人もいましたが、準備素描では最初から本が描かれています。ウフィツィ美術館にある三点の赤チョークの習作は、別のポーズを試しています。突き出た肘は初めからあり、肩越しに振り返る視線は後から決まりました。人物の背後の壁には、二つのAを組み合わせた画家のモノグラムが描かれています。

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