
Frans Hals · PD
アレッタ・ハーネマンスの肖像(1606-1653)
作品情報
ストーリー
これは夫婦の片割れの肖像である。フランス・ハルスが1625年にアレッタ・ハーネマンスを描いたとき、彼女は19歳で、その年にハールレムの裕福な醸造業者ヤーコプ・オリカンと結婚した。この肖像は夫の肖像の隣に掛けられ、二人がわずかに向き合う一対になるよう作られた。
身に着けているもののほとんどが結婚を物語る。指輪、手にした上等な花嫁の手袋、そして胸には金糸と花の刺繍で硬くなった胸当て。花嫁が着けたたぐいのものだ。レースと金の錦織はスペイン風の流行で、当時の共和国ではいちばん高価な装いだった。ハルスは素早く大胆な筆づかいで知られたが、この胸当ては珍しく細かく丁寧に描いている。




