聖オヌフリオス

Jusepe de Ribera · PD

聖オヌフリオス


作品情報

制作年
1642
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
129.5 × 101.3 cm

ストーリー

1673年、フィレンツェの侯爵カルロ・ジェリーニが亡くなったとき、屋敷の財産目録にはリベーラの隠修士の絵が二点、並べて記されていました。一点がこの老人、もう一点がエジプトの聖マリアで、二枚はその後100年以上、ジェリーニ家の館で隣り合って掛けられていました。1786年には、一家の所蔵画を集めた版画集のために二点とも銅版画にされています。さらにさかのぼって、1644年にリベーラの悔悛の聖人を二点買い入れた枢機卿カルロ・デ・メディチを経てフィレンツェに来た可能性もあります。19世紀にジェリーニ・コレクションが散逸すると、二枚は離ればなれになりました。エジプトの聖マリアは南フランス、モンペリエのファーブル美術館へ。1642年の署名と年記があるこの絵は、渡り歩くうちに呼び名が変わり、1912年にはボストンの展覧会に「聖ヒエロニムス」として貸し出されました。美術館は今、エジプトの砂漠で何十年も髪と木の葉の腰布だけで暮らしたと伝えられる隠者、聖オヌフリウスとしています。木の葉はちゃんと描かれ、前には頭蓋骨があり、爪の間には汚れまで見えます。

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