
Giovanni Battista Tiepolo · PD
シエナの聖カタリナ
作品情報
ストーリー
シエナのカタリナは14世紀のドミニコ会の女性で、何の役職も持たないまま、その手紙は教皇や君主のもとに届き、グレゴリウス11世にアヴィニョンからローマへ戻るよう強く促した。ティエポロは彼女を、高さわずか70センチの小さな楕円形の画面に描いた。パドヴァのサンタ・ジュスティーナ修道院のための作品で、おそらく1746年、ヴェネツィアの館の巨大な天井画を次々と手がけていたのと同じ頃である。絵はパドヴァからグラーツを経て1765年にウィーンへ移り、のちにプラハの貴族女性のための修道院長だったマリア・アンナ大公女の所有となり、1822年に競売で購入された。十字架の横木には、署名の名残である「G. B」と、末尾の「6」がいまも読み取れる。




