功績の戴冠

Giovanni Battista Tiepolo · PD

功績の戴冠


作品情報

技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
37.1 × 42.9 cm

ストーリー

これは天井画のための油彩下絵で、幅は43センチ。1755年から1760年ごろのどこかで描かれたものですが、どの天井のための下絵なのか、美術館は特定していません。注目したいのは画面の縁です。ティエポロは長方形のカンヴァスの中に構図を楕円形に収めていて、それがはめ込まれるはずだった漆喰の枠の形を教えてくれます。この寓意を読み解くには、いつも少し推測が必要でした。1889年にパリの競売に出たとき、カタログは寓意的構図と記し、場面を「詩人の戴冠」と説明しています。今の題名では、冠を受けるのは「功績」です。ボストンへは二人のコレクターを経てたどり着きました。古典絵画の取引も手がけたイギリスの画家チャールズ・フェアファックス・マリーが1904年にデンマン・ウォルド・ロスへ売り、ハーヴァードでデザイン理論を教えていたロスが、二年後に美術館へ寄贈しました。

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