
Jean-Antoine Watteau · PD
踊り
作品情報
ストーリー
三人の子どもの楽士を前に、踊りの途中でふと足を止めた少女は、しばしば「イリス」と呼ばれます。版画家シャルル=ニコラ・コシャンが1729年より前にこの絵をもとに制作した版画の下に、「イリス」で始まるフランス語の詩句が刻まれているためです。絵そのものも長い道のりをたどってきました。1766年、プロイセン王フリードリヒ大王がアムステルダムのコレクションから購入し、その後175年にわたってホーエンツォレルン家のもとにありました。1941年12月、旧プロイセン王家の財産管理局が、ベルリンの画商カール・ハーバーシュトックを通じてアドルフ・ヒトラーに売却します。ヒトラーがオーストリアのリンツに計画していた美術館のためでした。ミュンヘンで保管されたのち、1942年5月にはアルトアウスゼーの岩塩坑に移され、1945年にアメリカ軍の管理下に入りました。現在はドイツ連邦共和国の所有で、1966年から長期貸与としてベルリン絵画館に掛けられています。





