
Anthony van Dyck · PD
老人の頭部
作品情報
ストーリー
完成した作品ではなく、仕事のための一枚である。1618年から1620年のあいだに白い髭の老人が実際に座り、紙に描かれた。その紙はのちに保存のため板に貼られており、だから寸法は45×34センチ、厚みは五ミリしかない。この種の習作はアントウェルペンの工房では在庫のようなものだった。気に入った顔を描いてしまっておき、注文で使徒や河の神が必要になったとき、かつて目の前にいた顔がすぐ手元にある。プラドには同じ画家によるよく似たもう一点の頭部があり、こちらより少し大きく、P1491の番号で登録されている。




