抜歯屋

抜歯屋


作品情報

アーティスト
ヘラルト・ダウ
制作年
1632
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
32 × 26.3 cm

ストーリー

1709年、この小さな板絵はルイ14世の離宮マルリーにあった。王のコレクションに入ったのは1683年以降で、1797年にはヴェルサイユで、ダウの画風を受け継いだライデンの画家スターフェレンの作品として記録されている。描いたのはヘラルト・ダウ本人で、1630年から1635年ごろ、20歳前後のライデン時代の作である。高さは32センチほど。毛皮の縁取りのある上着の老いた歯抜き師が、椅子に沈みこんだ患者にかがみこみ、患者は床に脚を投げ出して両手を握りしめている。アーチ形の窓からの光が、椅子や籠、床に落ちた帽子を照らす。奥の卓上には頭蓋骨とヴァイオリンが置かれ、ルーヴルは、虚栄や痛み、忍耐、さらには触覚の寓意といった第二の意味が込められている可能性を示している。

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