ウェヌスとアドニス

ウェヌスとアドニス


作品情報

制作年
1614
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
141 × 191 cm

ストーリー

オウィディウスの物語に、別れの場面はない。『変身物語』のウェヌスは、獣に気をつけるようアドニスに忠告すると車に乗って飛び去り、アドニスはひとりで狩りに出る。立ち去ろうとする若者に女神がすがりつく場面は、1550年代にティツィアーノが考え出したもので、詩にはないと咎める者もいた。それからおよそ60年後の1614年、ゴルツィウスは幅2メートル近いこのカンヴァスに、まさにその瞬間を選んだ。ウェヌスはまだアドニスを引き留めようとしているが、彼はすでに狩りの槍を手にしている。美術館はその後の成り行きも語っている。それによれば、嫉妬した軍神マルスが猪を差し向け、アドニスは致命傷を負う。美術館はこの絵を初期オランダ古典主義の主要作のひとつに数え、ゴルツィウスが手本とした画家のひとりにルーベンスを挙げている。

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