
Claes van Heussen / Frans Hals · PD
果物と野菜の店先に立つ若い女性
作品情報
ストーリー
フランス・ハルスがほかの画家と組んだと確実にわかる作品は、現存するなかでこの一点だけです。果物と野菜の並ぶ店先を描いたのは、ハールレムの同業者クラース・ファン・ヒューセンで、画面の署名も彼のものです。台の上のリンゴと桃、倒れたかごのスモモ、下の皿のブドウ、ナイフを突き立てた切りかけのメロン、奥に積まれたカボチャとキャベツ。ハルスが受け持ったのは若い女性です。腰のあたりで天秤を持ち、台の向こうへ手を伸ばしながら、いま近づいてきた客を迎えるようにこちらを振り向いています。二人の筆づかいの違いははっきりしています。ファン・ヒューセンは滑らかに丁寧に塗り、ハルスは速く大胆なタッチで描きました。1630年の年記があり、個人コレクションから貸し出されています。




