
若い奴隷
作品情報
ストーリー
四体の囚人像のうち、これがいちばん若く見える。曲げた片腕が頭の上にかかり、顔は肘の内側と背後の粗い石の中にほとんど隠れている。片膝は持ち上がって前へ突き出し、背中はまだ石の塊とつながったままだ。他の三体と同じく教皇ユリウス2世の墓廟のために彫られたもので、そこでは囚人たちが美徳に打ち負かされた悪徳を表すはずだった。1909年、四体はボーボリ庭園の洞窟からアカデミア美術館へ移され、トリブーナへ続く中央の廊下に沿って並べられた。それ以来、訪れる人は半ば解き放たれた体の間を歩いて、完成したダヴィデの前にたどり着く。同じ年、未完の「聖マタイ」もこの美術館に入った。





